皆さま、こんにちは。竹内内科小児科医院 院長の五藤良将です。
朝晩はすっかり秋らしくなり、健康診断の結果を持って来院される方が増える季節になりました。糖尿病の外来では、「メトホルミンという薬を出されたけれど、どんな薬ですか?」「CT検査の前に薬を止めるように言われた」「飲み始めてからお腹がゆるい」といったご質問を、毎週のようにいただきます。
メトホルミンはビグアナイド薬と呼ばれるグループの飲み薬で、60年以上の使用実績をもつ、2型糖尿病治療の基本となるお薬のひとつです。今回のブログでは、日本糖尿病学会の「糖尿病診療ガイドライン2024」「2型糖尿病の薬物療法のアルゴリズム(第2版・2023年11月)」「メトホルミンの適正使用に関するRecommendation(2020年3月18日改訂)」と添付文書をもとに、メトホルミンの効き方、飲み始めの胃腸症状への対処、そしてまれですが重い副作用である乳酸アシドーシスを防ぐための「腎機能・造影剤・お酒・シックデイ」の注意点をやさしく解説いたします。
昨日の記事「SGLT2阻害薬を飲んでいる方へ」に続く、「お薬別ガイド」シリーズの第2弾です。お薬全体の地図は「糖尿病のお薬はどう選ばれる?」もあわせてご覧ください。
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竹内内科小児科医院 院長 五藤 良将
日本抗加齢医学会専門医・日本糖尿病協会登録医・日本旅行医学会認定医
この記事は五藤良将が執筆・監修し、内容に責任を持っています。
目次
メトホルミン(ビグアナイド薬)とはどんなお薬?
メトホルミン(代表的な商品名:メトグルコ®、ほか後発医薬品多数)は、ビグアナイド薬に分類される2型糖尿病の飲み薬です。欧米では長く「最初に使うお薬(第一選択薬)」とされてきました。日本糖尿病学会の「2型糖尿病の薬物療法のアルゴリズム(第2版)」では、日本人の糖尿病の多様さを踏まえ、まず患者さんの病態(肥満やインスリン抵抗性があるか、インスリンの出が悪いか)を見極めてお薬を選ぶ流れが示されており、メトホルミンは特に肥満・インスリン抵抗性のある方で重要な選択肢として位置づけられています。
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用語解説|ビグアナイド薬・インスリン抵抗性とは ① ビグアナイド薬:メトホルミンが属するお薬のグループ名です。もともとはマメ科の植物(ガレガソウ)に含まれる成分の研究から生まれました。現在日本で主に使われているのはメトホルミンです(ブホルミンという薬もあります)。 ② インスリン抵抗性(ていこうせい):インスリンは十分に出ているのに、肝臓や筋肉での「効き」が悪くなっている状態です。内臓脂肪の蓄積・運動不足・脂肪肝などと関係が深く、HOMA-IR(ホーマ・アイアール:空腹時の血糖値とインスリン値から計算する指標)などで評価します。 ③ 第一選択薬:ある病気の治療で、最初に検討されることが多いお薬のことです。ただし日本のガイドラインでは「誰にでも同じ薬」ではなく、病態に合わせて選ぶことが重視されています。 |
メトホルミンの主な特徴を表にまとめます。
| 項目 | メトホルミンの特徴 |
|---|---|
| 主な作用 | 肝臓で糖がつくられる働き(肝糖新生)を抑える/インスリンの効きを改善する |
| 低血糖 | 単独では起こしにくい(ただしSU薬・インスリンとの併用、食事抜き、多量飲酒では注意) |
| 体重 | 増えにくい |
| 用量(成人) | メトグルコ®の場合、1日500mgから開始し、維持量は1日750〜1,500mg、最高1日2,250mgまで(1日2〜3回、食直前または食後) |
| 小児 | メトグルコ®は10歳以上の2型糖尿病に使用可能(最高1日2,000mg) |
| 主な副作用 | 下痢・吐き気・腹部不快感などの胃腸症状(飲み始めに多い)、長期服用でのビタミンB12低下 |
| まれだが重い副作用 | 乳酸アシドーシス(腎機能低下・脱水・多量飲酒などが重なると起こりやすい) |
| 費用 | 後発医薬品があり、比較的安価なお薬です |
また、肥満のある2型糖尿病の方を対象とした英国の大規模研究(UKPDS 34)では、メトホルミンを用いた群で心筋梗塞などの合併症や死亡が少なかったことが報告されており、長い歴史の中で有効性と安全性のデータが積み重ねられてきたお薬です。
血糖を下げる仕組み|「肝臓からの糖の放出」を抑える
私たちの肝臓は、食事をしていない夜間や早朝にも血糖が下がりすぎないよう、糖をつくって血液中に送り出しています。2型糖尿病では、この「肝臓からの糖の放出」が過剰になり、とくに空腹時血糖(朝の血糖値)が高くなることがよくあります。メトホルミンは、主にここに働きかけるお薬です。
メカニズム図解|メトホルミンが血糖を下げるまで
| 肝臓に取り込まれる:飲んだメトホルミンは腸から吸収され、肝臓の細胞に入ります。 | |
| 細胞の「エネルギーセンサー」に働く:ミトコンドリアでのエネルギー産生に作用し、AMPK(細胞のエネルギー状態を感知する酵素)などを介して代謝を切り替えます。 | |
| 肝糖新生が抑えられる:乳酸やアミノ酸などから新しく糖をつくる働きが抑えられ、肝臓から血液への糖の放出が減ります。 | |
| 筋肉・腸でも作用:筋肉での糖の取り込み改善(インスリン抵抗性の改善)や、腸からのGLP-1(血糖を整えるホルモン)分泌を高める作用も報告されています。 | |
| 結果:空腹時血糖とHbA1cが下がる。インスリンを無理に出させるお薬ではないため、単独では低血糖を起こしにくいのが特徴です。 |
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用語解説|肝糖新生(かんとうしんせい)とは 肝臓が、糖以外の材料(乳酸・アミノ酸・グリセロールなど)から新たにブドウ糖をつくり出す働きのことです。空腹時に血糖を保つための大切な仕組みですが、2型糖尿病ではこれが過剰になります。メトホルミンはこの働きを抑えます。なお、肝糖新生では乳酸が材料として使われるため、これを抑えると体内の乳酸が処理されにくくなる方向に働きます。これが後でご説明する「乳酸アシドーシス」に注意が必要な理由のひとつです。 |
外来でよく出会うケース①|50代・健診で指摘された会社員
※以下は、当院の外来でよく出会う患者さんの傾向をもとに作成した架空の例です。特定の患者さんの診療情報ではありません。
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Aさん(58歳・男性・会社員) ・会社の健診でHbA1c 7.9%、空腹時血糖 158mg/dLを指摘。身長170cm・体重78kg(BMI 27.0)、腹囲92cm。 ・eGFR 74(腎機能はほぼ正常)、肝機能はALTが軽度高値で脂肪肝を指摘されている。飲酒は週4日・ビール500mL程度。 ・食事・運動の見直しを2か月続けても HbA1c 7.6% と目標(7.0%未満)に届かず、メトホルミン1日500mg(朝夕食後に250mgずつ)から開始。胃腸症状がないことを確認しながら、1日1,000mg、1,500mgへと段階的に増量。 ・お酒は「休肝日を週3日以上、1日あたり純アルコール20g程度まで」を目安にしていただき、造影CTを受ける予定があるときは必ず申し出ることをお伝えしました。 |
Aさんのように、肥満・脂肪肝があり、インスリン抵抗性が疑われる方は、メトホルミンのよい適応になりやすいタイプです。血糖コントロール目標は、日本糖尿病学会では合併症予防の観点からHbA1c 7.0%未満が基本とされ、年齢や低血糖のリスクなどに応じて個別に設定いたします。
飲み始めの胃腸症状と、上手な飲み方のコツ
メトホルミンで最も多い副作用は、下痢・軟便、吐き気、食欲低下、お腹の張りなどの胃腸症状です。多くは飲み始めや増量したときに起こり、数週間で体が慣れて軽くなることが多いのが特徴です。
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胃腸症状を減らす飲み方のコツ □ 少量から始めて、少しずつ増やす(主治医が段階的に調整します) □ 食直前または食後に、決められた回数に分けて飲む □ 症状が強いときは自己判断で増減せず、まずご相談ください(量や回数の調整で続けられることが多くあります) □ 何年も問題なく飲めていたのに急に下痢・腹痛・吐き気が出た場合は、別の原因や乳酸アシドーシスの初期症状の可能性もあるため、早めに受診してください |
単独では低血糖を起こしにくいお薬ですが、SU薬(スルホニル尿素薬)やインスリンと併用している場合、また食事を抜いたときや多量に飲酒したときには低血糖が起こり得ます。低血糖への備えは「低血糖対処完全ガイド」をご参照ください。
まれでも知っておきたい「乳酸アシドーシス」と腎機能
メトホルミンで最も注意すべき副作用が乳酸アシドーシスです。頻度は非常にまれですが、起こると重症化することがあるため、日本糖尿病学会は「メトホルミンの適正使用に関するRecommendation」を公表し、注意喚起を続けています。報告された例の多くは、腎機能が低下している方、脱水、多量飲酒、高齢、手術や造影剤検査の前後など、使用上の注意が守られていない状況で起きています。
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用語解説|乳酸アシドーシスとは 体の中に乳酸(糖をエネルギーに変える途中でできる物質)がたまりすぎ、血液が酸性に傾いてしまう状態です(アシドーシス=血液の酸性化)。乳酸は主に肝臓で処理され、メトホルミンは主に腎臓から排泄されます。そのため、腎臓や肝臓の働きが落ちていたり、脱水や大量の飲酒で体に負担がかかっていたりすると、薬と乳酸の両方がたまりやすくなります。 初期症状:強いだるさ、吐き気・嘔吐、腹痛、下痢、筋肉痛、呼吸が深く速くなる、など。「胃腸かぜ」と見分けがつきにくいのが特徴です。メトホルミンを飲んでいてこうした症状が出たら、服薬を中止して速やかに受診してください。 |
腎機能(eGFR)とメトホルミンの使い方
腎臓の働きは、血液検査のクレアチニン値と年齢・性別から計算するeGFR(推算糸球体ろ過量)で評価します。Recommendationと添付文書では、次のように整理されています。
| eGFR(mL/分/1.73m²) | 扱い | 1日最高投与量の目安(メトグルコ®) |
|---|---|---|
| 60以上 | 通常どおり使用(定期的に腎機能を確認) | 2,250mg |
| 45〜60 | 腎機能に応じて用量を調整 | 1,500mg |
| 30〜45 | リスクとベネフィットを考えて慎重に使用 | 750mg |
| 30未満 | 禁忌(使用できません) | — |
※eGFRは脱水や体調で変動します。Recommendationでは、75歳以上の方ではより慎重な判断が必要とされています。数値の目安だけで機械的に決めるのではなく、全身状態をみて主治医が判断いたします。
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用語解説|eGFR(推算糸球体ろ過量)とは 腎臓が1分間にどれだけ血液をろ過して老廃物を捨てられるかを、血清クレアチニン値・年齢・性別から推定した値です。おおよそ「腎臓の働きが何%残っているか」のイメージで、60未満が続くと慢性腎臓病(CKD)と考えます。糖尿病の方の腎臓の守り方は「糖尿病と腎臓の合併症」で詳しく解説しています。 |
外来でよく出会うケース②|70代・腎機能が下がってきた方
※こちらも外来の傾向をもとにした架空の例です。
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Bさん(76歳・女性・一人暮らし) ・10年来メトホルミン1日1,500mgを服用。HbA1c 7.2%で安定していたが、定期採血でeGFRが55→42に低下。 ・夏は食欲が落ちて水分摂取も少なめだった。最近、足先のしびれが気になるとのこと。 ・対応:メトホルミンを1日750mgに減量し、ほかのお薬との組み合わせを再検討。ビタミンB12を測定し、しびれの原因を確認。体調を崩して食事がとれない日は服薬を休み、連絡していただくようご本人と離れて暮らすご家族にお伝えしました。 |
高齢の方では、HbA1cの目標そのものも年齢・認知機能・生活の状況によって変わります。詳しくは「高齢者の糖尿病は「下げすぎ」にもご注意を」をご覧ください。
お薬を一時お休みする場面|造影剤・手術・シックデイ・お酒
メトホルミンを安全に続けるために最も大切なのが、「一時的にお休みする場面」を知っておくことです。Recommendationと添付文書の内容を、患者さん向けに整理しました。
| 場面 | 対応の目安 |
|---|---|
| ヨード造影剤を使う検査 (造影CT、心臓カテーテル検査など) |
検査前に一時中止し、造影剤投与後48時間は再開しない(緊急検査を除く)。腎機能が低下している方では、再開前に腎機能を確認することがあります。検査の予約時に「メトホルミンを飲んでいる」と必ず伝えてください。 |
| 手術の前後 | 飲食が制限される手術の前後は使用しません(飲食制限のない小手術を除く)。休薬・再開の時期は手術を担当する医師の指示に従います。 |
| シックデイ (発熱・下痢・嘔吐・食事がとれない) |
脱水の危険があるため、いったん服薬を中止し、主治医に相談 |
| お酒 | 過度の飲酒は禁忌です。アルコールは肝臓での乳酸の処理を妨げます。「飲んだ日の薬だけ抜けば大丈夫」ではありません。 |
| 脱水しやすい状況 | 激しい運動・サウナ・長時間の移動など。こまめな水分補給を心がけ、利尿薬やSGLT2阻害薬を併用している方は特に注意します。 |
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重要|これからの季節、「胃腸かぜ」「インフルエンザ」のときは ・秋から冬は、インフルエンザや感染性胃腸炎で発熱・嘔吐・下痢が続きやすい季節です。 ・食事や水分がとれないときは、メトホルミンは服用せず、早めに当院へお電話(03-3721-5222)ください。 ・ほかのお薬(SGLT2阻害薬・SU薬・インスリンなど)の扱いは種類によって異なります。シックデイ全体のルールは「ケトアシドーシス・高浸透圧高血糖状態とシックデイの休薬ルール」をご覧ください。 |
ほかにも、重い心不全・呼吸不全・ショック状態、重い肝機能障害、重い感染症や外傷のある方などは、乳酸がたまりやすいためメトホルミンを使用しません。また、妊娠中・妊娠の可能性がある方も添付文書上は使用できないため、妊娠を考えている方は早めにご相談ください(妊娠中の血糖管理は主にインスリンで行います)。
長く飲んでいる方へ|ビタミンB12と定期検査
メトホルミンを長期間服用していると、腸からのビタミンB12の吸収が低下することがあり、添付文書にも記載されています。ビタミンB12が不足すると、貧血や、手足のしびれなどの末梢神経障害が起こることがあります。
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用語解説|ビタミンB12欠乏と「大球性貧血」 ビタミンB12は、赤血球をつくることと、神経の働きを保つことに欠かせないビタミンです。不足すると、赤血球が大きく数が少なくなる大球性貧血(巨赤芽球性貧血)や、手足のしびれが起こることがあります。 ここで注意したいのは、糖尿病そのものの神経障害でも足のしびれが起こることです。しびれ=糖尿病神経障害と決めつけず、長くメトホルミンを飲んでいる方ではビタミンB12も確認するのが大切です。糖尿病神経障害については「足の裏の「しびれ・ピリピリ」は糖尿病神経障害のサインかも」で解説しています。 |
当院では、メトホルミンを服用中の方には、HbA1cや血糖だけでなく、腎機能(eGFR)・肝機能・血算(貧血の有無)を定期的に確認し、必要に応じてビタミンB12も測定しています。
適応と保険診療の線引き|「やせ薬」「若返り薬」ではありません
メトホルミンは体重が増えにくいお薬であることや、海外で老化研究の対象になっていることから、インターネットやSNSで「やせる薬」「若返りの薬」と紹介されることがあります。しかし、日本で承認されている効能・効果は次のとおりです。
| 目的 | 扱い |
|---|---|
| 2型糖尿病の治療 | 承認された適応(保険診療) |
| 婦人科領域(多嚢胞性卵巣症候群における排卵誘発など) | 2022年の添付文書改訂で追加された効能。産婦人科で判断されるものです |
| 糖尿病のない方の減量・ダイエット | 承認された適応ではなく、保険適用外 |
| アンチエイジング(抗老化)目的 | 研究段階であり、承認された適応ではなく保険適用外 |
メトホルミンの減量効果は、あくまで「体重が増えにくい」程度で個人差も大きく、糖尿病のない方が自己判断で個人輸入などにより服用すると、乳酸アシドーシスなどの副作用に気づけない危険があります。体重が気になる方は、肥満症としての評価や、食事療法・運動療法を含めた治療をご相談ください。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. 飲み忘れたときはどうすればいいですか?
A. 気づいたのが次の服用時間に近い場合は、1回分を飛ばしてください。2回分をまとめて飲むことはしないでください。飲み忘れが多い方は、服用回数をまとめられるか主治医にご相談ください。
Q2. 健康診断の胃カメラや採血の日も飲んでいいですか?
A. 絶食で検査を受ける日の朝は、食事をとらないので飲まずに持参し、食事を再開してから服用するのが一般的です。造影剤を使う検査は前述のとおり特別な対応が必要ですので、検査の種類を必ずお知らせください。
Q3. お酒は一切飲んではいけませんか?
A. 禁忌とされているのは「過度の飲酒」です。適量の範囲であれば必ずしも禁止ではありませんが、どの程度までなら良いかは肝機能や体格などで異なります。厚生労働省の「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」も参考に、主治医と相談して決めましょう。
Q4. 一生飲み続けなければいけませんか?
A. 生活習慣の改善で血糖が十分に下がれば、減量や中止を検討できる場合もあります。一方で、自己判断で中止すると血糖が再び上がることがありますので、必ず主治医と相談のうえで調整してください。
受診前のチェックリスト
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メトホルミンを飲んでいる方・これから始める方のチェックリスト □ お薬手帳(ほかの医療機関のお薬も含めて) □ 直近の健診結果(HbA1c・血糖・クレアチニン/eGFR・肝機能) □ 造影CT・心臓カテーテル検査・手術の予定の有無 □ 飲酒の量と頻度 □ 下痢・吐き気・食欲低下などの胃腸症状、手足のしびれの有無 □ 妊娠の予定・可能性(女性の方) |
竹内内科小児科医院で診るという選択(当院が選ばれる理由)
メトホルミンは身近なお薬だからこそ、腎機能や生活の変化に合わせた「続け方の見直し」が欠かせません。ここまでの内容を、当院では次のような体制で診ています。
理由① 糖尿病・生活習慣病の専門的診療
日本糖尿病協会登録医・日本抗加齢医学会専門医の院長が、病態に合わせたお薬の選択と、腎機能・肝機能・ビタミンB12などの定期チェックを行います。
理由② 内科×小児科併設でご家族そろって
メトホルミンは10歳以上のお子さまの2型糖尿病にも使われるお薬です。お子さまからご高齢の方まで、ご家族の健康を同じ窓口でご相談いただけます。
理由③ 多摩川駅徒歩5分・土曜午前も診療
受付は午前12時まで・午後19時まで。お仕事帰りや土曜午前にも、定期採血とお薬の見直しを続けやすい環境です。
理由④ 五良会グループの切れ目ない連携
内視鏡検査や専門外来は姉妹院の五良会クリニック白金高輪へ、高齢者糖尿病・認知症のご相談は五良ファミリークリニックセンター南へ、同じグループ内でご紹介できます。
理由⑤ 訪問診療・地域密着
通院が難しくなった方には訪問診療にも対応しています。2019年の継承開業から、田園調布・大田区の皆さまの「かかりつけ」として診療を続けています。
この記事の執筆医師 / AUTHOR & SUPERVISOR
竹内内科小児科医院 院長 五藤 良将(ごとう よしまさ)
- 防衛医科大学校 医学部 卒業(27期)。防衛医科大学校病院、自衛隊中央病院、自衛隊横須賀病院ほかで臨床経験を積む
- 医療法人社団 五良会(竹内内科小児科医院・五良会クリニック白金高輪)理事長/医療法人社団 正友会(五良ファミリークリニックセンター南)理事長/竹内内科小児科医院 院長
- 日本内科学会 認定内科医/日本抗加齢医学会 専門医/日本糖尿病協会 登録医/日本旅行医学会 認定医
- 日本温泉気候物理医学会 温泉療法専門医/日本医師会認定産業医/日本医師会認定健康スポーツ医/難病指定医
- 所属学会:日本内科学会、日本糖尿病学会、日本アレルギー学会、日本東洋医学会、日本リウマチ学会、日本外来小児科学会、日本抗加齢医学会、日本睡眠学会、日本美容内科学会、日本旅行医学会 ほか
- 著書『あぶら落とすスープ』(アスコム)。NHK・TBS・フジテレビ・日本テレビ・テレビ朝日などメディア出演多数
執筆・監修責任について
本記事も院長の五藤良将が執筆・監修しています。公的機関の発表・国内外の診療ガイドライン・査読済み論文・添付文書を確認したうえで執筆しています。内容は公開時点の情報に基づくものであり、新しい知見やガイドラインの改訂があった場合は、こちらで記事を更新します。
本記事は一般的な医学情報の提供を目的としており、個々の患者さんの診断・治療に代わるものではありません。お薬の中止・変更は自己判断で行わず、必ず医師にご相談ください。記載内容について気になる点がございましたら、竹内内科小児科医院(03-3721-5222)までお知らせください。
メトホルミンの飲み方・検査前の休薬・お薬の見直しなど、気になることがあれば一度ご相談ください。
平日 午前9:00〜12:00/午後15:30〜19:00、土曜は午前のみ(日祝休診)
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五良会グループでは、田園調布の竹内内科小児科医院、港区の五良会クリニック白金高輪、横浜市都筑区の五良ファミリークリニックセンター南が連携しております。患者さまの転居やライフスタイルの変化に合わせて、同じグループ内で継続診療が受けられる体制を整えております。
参考文献
- 日本糖尿病学会 編・著「糖尿病診療ガイドライン2024」南江堂, 2024年.
- 日本糖尿病学会「2型糖尿病の薬物療法のアルゴリズム(第2版)」2023年11月2日公表.
- 日本糖尿病学会 ビグアナイド薬の適正使用に関する委員会「メトホルミンの適正使用に関するRecommendation」2012年2月1日初版, 2020年3月18日改訂.
- 住友ファーマ「メトグルコ®錠250mg・500mg 添付文書」2023年11月改訂(第5版), PMDA医療用医薬品情報.
- UK Prospective Diabetes Study (UKPDS) Group. Effect of intensive blood-glucose control with metformin on complications in overweight patients with type 2 diabetes (UKPDS 34). Lancet. 1998;352(9131):854-865.
- 厚生労働省「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」2024年2月.
竹内内科小児科医院 院長 五藤 良将
日本抗加齢医学会専門医・日本糖尿病協会登録医・日本旅行医学会認定医