【メディア掲載】「人工肛門=末期」ではない|大腸がん・ストーマを院長 五藤良将がFRIDAYで解説

皆さま、こんにちは。竹内内科小児科医院 院長の五藤良将です。

お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志さんが大腸がんを公表されたことを受け、SNSでは「人工肛門(ストーマ)=末期なのでは」「抗がん剤を使っていない=早期では」といった、さまざまな憶測が飛び交いました。しかし、公表されている情報だけで、病期(ステージ)や病状を判断することはできません。

このたび、当院院長であり医療法人社団五良会 理事長を務める五藤良将が、大腸がんの治療・予後・人工肛門(ストーマ)について医学的観点から監修・解説した記事が、FRIDAY(Yahoo!ニュース配信)に掲載されました。誤った情報や不安をあおる言説が広がりやすいテーマだからこそ、田園調布の皆さまにも正しい知識をお届けしたく、この場でご紹介いたします。

📰 FRIDAY / Yahoo!ニュース掲載

「人工肛門=末期」とは限らない…大腸がん手術を告白の松本人志を待つ治療と予後を専門家が解説

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記事で解説している4つのポイント

今回の記事では、公表された情報から憶測が広がりやすい点について、大腸がん診療の一般的な考え方をわかりやすく解説しています。要点は次の4つです。

①「ストーマ(人工肛門)=末期」ではありません

縫合した部分を守るために一時的に造設されることも多く、ストーマの有無だけで進行度が決まるわけではありません。

②「抗がん剤を使っていない=早期」とも限りません

ステージによって治療方針は異なります。治療内容からステージを逆算することはできません。

③ ステージは複数の要素を総合して決まります

がんの深達度・リンパ節転移・遠隔転移・病理検査の結果を総合して決定します。血便やストーマの有無だけでは判断できません。

④「悪いことをしたから、がんになった」に医学的根拠はありません

がんは加齢・遺伝的要因・生活習慣・環境要因・偶然の遺伝子変異など、さまざまな要因が重なって発症します。本人の人格や過去の行いと結び付けるべきではありません。

院長からのメッセージ ― 「病気は平等」

💬 院長 五藤良将より

私は医師として、これまで数えきれないほどの病と、そしてその数だけの『生』に向き合ってきました。がん、糖尿病、心の病——どのような病も、ある意味で平等です。地位のある方にも、慎ましく生きてこられた方にも、病はある日、静かに訪れます。

正直に申し上げれば、病は怖いものです。患者さんの前で平静を装いながら、私自身、その怖さを幾度となく感じてきました。けれど同時に、こうも思うのです。病とは、私たちが自分の生に本気で向き合うために、天から与えられた一つの課題——いわば gift(ギフト)なのかもしれない、と。

病を得てはじめて、当たり前だった一日の重さに気づく方がいます。ご家族の顔を、それまでより深く見つめるようになる方がいます。病は罰ではありません。誰かの行いの報いでもありません。それでも人は、その病とどう向き合うかを、自分自身で選ぶことができます。私はそこに、人間の尊さを見てきました。

医師としての道を歩んできて、いま確信していることがあります。私たちにできるのは、病を消し去ることだけではありません。怖さのすぐ隣に立ち、その方が最後までその人らしく生きられるよう支えること——それこそが医療の本質だと思うのです。田園調布のかかりつけ医として、皆さまが不安を一人で抱え込まず、気軽に相談できる場所でありたいと願っています。

こんな症状は早めのご相談を

大腸がんは、早期に発見できれば内視鏡治療で完結できることも少なくありません。次のような症状は、年齢を問わず受診のサインです。「痔だろう」と自己判断で放置せず、まずはかかりつけ医にご相談ください。

受診をおすすめするサイン

□ 血便が出た・便に血が混じる

□ 便が細くなった・便通が変化した

□ 原因のわからない貧血を指摘された

□ 原因不明の体重減少がある

当院は田園調布の内科・消化器のかかりつけ医として、日々の体調のご相談をお受けしています。大腸内視鏡検査など、より専門的な検査が必要と判断した場合には、同じ五良会グループの五良会クリニック白金高輪(1万件以上の内視鏡検査実績)と連携し、スムーズにご案内いたします。

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同テーマを、内視鏡専門クリニックの視点でより詳しく解説しています。

五良会グループでは、田園調布の竹内内科小児科医院と港区の五良会クリニック白金高輪が連携しております。患者さまのライフスタイルや転居に合わせて、同じグループ内で継続して診療が受けられる体制を整えております。

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竹内内科小児科医院 院長 五藤 良将
日本抗加齢医学会専門医・日本糖尿病協会登録医・日本旅行医学会認定医

Author: 五藤 良将