4/1より「シルガード9」が公費対象となりました。(最新版)

4/1より対象者は「シルガード9」が公費で接種できるようになりました。

公費接種の対象:小6~高1女子


厚生労働省のHPより抜粋 ↓↓↓

「現在、定期接種として公費で受けられるHPVワクチンは、2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)、9価ワクチン(シルガード9)の3種類があります。
令和5(2023)年4月から、シルガード9も公費で受けられるようになりました。


また、平成9年度~平成18年度生まれまで(誕生日が1997年4月2日~2007年4月1日)の女性で、通常のHPVワクチンの定期接種の対象年齢の間に接種を逃した方も、公費でシルガード9を受けられるようになりました。対象の方は、「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ」のページもあわせてご参照ください。」


■シルガード9とは?

「シルガード9」は子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を90%以上予防できるワクチンです。

ヒトパピローマウイルスには200種類以上の型があり、「シルガード9」はそのうち9つを予防することができます。

日本人の子宮頸癌の原因となるHPV型の65.4%を、9価ワクチン(シルガード9)で88.2%をカバーしています。いずれも100%ではありませんが、20歳から子宮がん検診も受けることで子宮頚癌をほぼ撲滅させることが可能です。

ヒトパピローマウイルスは性行為や皮膚の接触により感染し、子宮頸がん、性行為感染症の尖圭コンジローマを発症し、また、中咽頭がんの発生する危険性を高めるウイルスです。本ワクチンを接種することで、それらのリスクを大幅に軽減することができます。

●子宮頸がん・・・1年間に1万~1万5千人の女性が発症し、毎年3500人が亡くなる疾患です。

●尖圭コンジローマ・・・1年間に約3万人が発症するといわれる性行為感染症です。20歳代男女での感染が最多です。

●中咽頭がん・・・中咽頭(のど)に発症するがんで、男性に多く、1年間に1800人が発症し、約40%が亡くなる疾患です。


■対象者

小学6年生~高校1年生の女子が、「シルガード9」を公費(無料)でうけることができます。
平成9年4月2日生まれ~平成18年4月1日生まれの未接種の女性もキャッチアップ接種として、公費(無料)で接種が可能です(2022年4月~2025年3月まで)。

対象年齢以外の女性の方や男性も接種をお勧めいたしますが、自費負担が必要です。(自費:1回35,000円税込)

■接種回数

「シルガード9」で接種を開始する方は、1回目の接種を受けるときの年齢によって接種のスケジュールが異なり、合計2回または3回接種します。
いずれの場合も、1年以内に規定回数の接種を終えることが望ましいとされています。

合計2回の接種で完了できる方は、1回目の接種を小学校6年生の年度から15歳の誕生日の前日までに受け、その後、5か月以上あけて2回目の接種を受けた方です。

厚生労働省のHPより抜粋 ↓↓↓



■年齢によってシルガード9の接種回数が異なるのはなぜですか?

シルガード9を合計2回の接種で完了する用法については、9~14歳の女性を対象に臨床試験が行われ、効果と安全性が確認されたうえで薬事承認がなされており、シルガード9を2回接種した9~14歳の方における効果は、3回接種した方と比べて、劣ってはいないことが報告されています。また、米国やカナダ、オーストラリアなどの諸外国では、原則、15歳になるまでに1回目の接種を終えていれば、2回で接種完了としています。

これらの背景から、15歳になるまでに1回目の接種を行った方は、2回で接種を完了できることとしています。なお、シルガード9を含め、HPVワクチンの定期接種は小学校6年~高校1年相当の女子が対象であり、標準的な接種期間は、中学校1年(13歳になる学年)の女子となっています。


サーバリックスまたはガーダシルを1回または2回接種している場合

原則として同じ種類のワクチンを接種することをお勧めしますが、医師と相談のうえ、途中から「シルガード9」に変更し、残りの接種を完了させることができます。
この場合も定期接種の対象となります。また、キャッチアップ接種の対象の方も、途中から「シルガード9」に変更し、残りの接種を完了させることができます。

なお、サーバリックスまたはガーダシルで接種を開始し、定期接種としてシルガード9で接種を完了させる場合は、シルガード9の接種方法にあわせ、1回目と2回目の間隔を1か月以上、2回目と3回目の間隔を3か月以上あけて接種します。

※新型コロナワクチンとの接種は、互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。

■男性の接種について

男性へのHPVワクチン接種は多くの国(アメリカ、イギリス、オーストラリア等)で推奨されています。

男性のワクチン接種の目的は、主にこの2点です。

・男性本人のHPV感染による病気の予防(コンジローマ、陰茎などの癌)

・自分が感染源とならないことで、パートナーのHPV感染症のリスクを抑える

HPVワクチンを接種することは、ご自身とパートナーを守ることに繋がります。

男性は4価(ガーダシル)のみ補償適応で接種が認められており、残念ながら男性の9価接種には救済制度はございません。

男性の4価は2020年12月にようやく日本で承認がおりました。

男性の9価(シルガード)の場合は補償適応外になりますが、了承の上で接種は行えます。

 4価:1回 16,000円税込

 9価:1回 35,000円税込



■副反応について

もっとも多いのは注射部位の腫れ赤み痛みですが数日でほとんどは軽快します。

発熱や頭痛、不快感を生ずる場合もほとんどは数日で改善します。(下記は厚生労働省HPより)

アナフィラキシーなど重篤な副作用は世界的には100万人に1人程度と言われていますが、

他のワクチンと比べ副反応が多いわけではありません

稀に重い症状の報告もあり、具体的には以下のとおりとなっています。



■「シルガード9」の詳細はこちらからご確認下さい(厚生労働省HP)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/hpv_9-valentHPVvaccine.html

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Author: 五藤 良将