
こんにちは。竹内内科小児科医院 院長の五藤良将です。
ニキビは日本人の多くの方が経験する、最も身近な皮膚疾患のひとつです。しかし「青春のシンボル」「そのうち治る」と軽視され、適切な治療を受けないまま悪化し、一生消えないニキビ痕(瘢痕)を残してしまうケースが後を絶ちません。
マルホ株式会社の調査によれば、ニキビがあっても皮膚科を受診する方は少数にとどまります。実は、2008年のアダパレン承認以降、保険適用で処方できるニキビ治療薬は飛躍的に増えており、お母様・お父様の世代とは利用できる治療薬がまったく違います。
この記事では、日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」と米国皮膚科学会(AAD)ガイドライン2024に基づき、思春期ニキビの発症メカニズムから最新の治療薬、ニキビ痕の予防法まで、医学的根拠に沿って包括的にお伝えいたします。
1. 思春期ニキビとは ── 「尋常性ざ瘡」という皮膚の病気

ニキビの正式名称は「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」。れっきとした毛穴の慢性炎症性疾患です。
日本皮膚科学会のガイドラインでは、尋常性ざ瘡を「思春期以降に発症する顔面、胸背部の毛包脂腺系を場とする脂質代謝異常(内分泌的因子)、角化異常、細菌の増殖が複雑に関与する慢性炎症性疾患」と定義しています。
思春期ニキビの特徴
小学校高学年(10歳前後)から出現し始め、中学生で増加、高校生の頃に最も悪化しやすく、その後20代にかけて徐々に軽快します。男女差はほとんどありません。好発部位は、初期は額(おでこ)が中心で、次第に頬に広がり、やがて顎・首・胸・背中へと範囲が拡大します。
マルホ株式会社が小学4年生から中学3年生のお子さまをもつ母親を対象に行った調査では、ニキビの保有率と重症度は学年が上がるにつれ高くなり、第二次性徴のタイミングと密接に関連していました。
2. ニキビ発症のメカニズム ── なぜ思春期に悪化するのか
ニキビの発症には4つの要因が複雑に絡み合っています。このメカニズムを理解することが、正しい治療の第一歩です。
| アンドロゲン(男性ホルモン)による皮脂分泌の亢進 思春期になるとアンドロゲンの分泌が急増し、脂腺(皮脂腺)が肥大します。皮脂の産生量が飛躍的に増加し、これは男女ともに起こります。 |
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| 毛包漏斗部の異常角化(毛穴の詰まり) 毛穴の出口(漏斗部)の角質が異常に厚くなり、毛穴が塞がれます。行き場を失った皮脂が毛穴の中に溜まった状態が「面皰(めんぽう)=コメド」です。これがすべてのニキビの始まりです。 |
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| Cutibacterium acnes(アクネ菌)の増殖 詰まった毛穴の中は酸素が少なく、皮脂が豊富な環境。嫌気性菌であるC. acnesにとって格好の増殖環境となります。C. acnesが産生するリパーゼによって皮脂のトリグリセリドから遊離脂肪酸が生成され、毛包壁を刺激します。 |
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| 炎症反応の惹起(赤ニキビ・化膿ニキビへ) 増殖したC. acnesが補体を活性化し、好中球や表皮細胞に作用してIL-8、TNF-αなどの炎症性サイトカインの産生を誘導。好中球が遊走して炎症が拡大し、紅色丘疹(赤ニキビ)、膿疱(化膿ニキビ)、さらには嚢腫・硬結へと進行します。 |
なぜ「脂腺性毛包」にだけニキビができるのか
顔面、前胸部、上背部にニキビが好発するのは、これらの部位に「脂腺性毛包」と呼ばれる特殊な毛包が集中しているためです。脂腺性毛包は毛(軟毛)が細く、脂腺が大きく発達した構造で、皮脂が貯留しやすい特徴があります。腕や脚などの「終毛性毛包」や「軟毛性毛包」ではニキビは発生しません。
3. ニキビの種類と進行ステージ

ニキビは進行段階によって見た目も治療法も異なります。それぞれの特徴を正しく理解しましょう。
| 種類 | 医学用語 | 状態 | 瘢痕リスク |
|---|---|---|---|
| 微小面皰 | microcomedo | 肉眼では見えない初期変化。病理組織学的に角化異常が確認される段階 | 低い |
| 白ニキビ(閉鎖面皰) | closed comedo | 毛穴が閉じた状態で皮脂が貯留。触るとザラザラした小さな膨らみ | 低い |
| 黒ニキビ(開放面皰) | open comedo | 毛穴が開いて皮脂が酸化し、黒く見える状態 | 低い |
| 赤ニキビ(紅色丘疹) | inflammatory papule | アクネ菌の増殖により炎症が起こり、赤く腫れた状態 | 中程度 |
| 黄ニキビ(膿疱) | pustule | 炎症が進行し、膿が溜まって黄色く見える状態 | 高い |
| 嚢腫・硬結 | cyst / nodule | 炎症が真皮深部まで及び、大きなしこりや膿の袋を形成 | 非常に高い |
重症度の判定基準
日本皮膚科学会のガイドラインでは、片方の顔面にある炎症性皮疹(赤ニキビ・膿疱)の数で重症度を判定します。
軽症:5個以下 / 中等症:6〜20個 / 重症:21〜50個 / 最重症:51個以上
4. 早期治療がなぜ重要か ── ニキビ痕(瘢痕)を防ぐために
ニキビ痕は一度できると元通りにはなりません
ニキビの炎症が繰り返し起こると、毛包壁が破壊され、周囲の真皮組織にまで炎症が波及します。その結果、組織の欠損(陥凹性瘢痕=クレーター)やコラーゲンの過剰産生(肥厚性瘢痕・ケロイド)が生じます。一度形成された瘢痕は、治療目標が「治癒(cure)」ではなく「改善(care)」となり、完全に元に戻すことは極めて困難です。
臨床研究によると、ニキビで皮膚科を受診する患者さんの大半に、何らかのニキビ痕が認められます。瘢痕のない患者さんは早期に医療機関を受診している傾向があることもわかっています。
すなわち、ニキビ治療で最も大切なことは「痕を残さないこと」であり、そのためには炎症が起こる前の面皰(コメド)の段階から治療を開始することが極めて重要です。
ニキビ痕を防ぐ3つの原則
(1) 面皰(コメド)の段階で早期に皮膚科を受診する
(2) 自分でニキビを潰さない(爪やピンで潰すと真皮損傷を引き起こす)
(3) 炎症が治まった後も維持療法を継続し、再発を防ぐ
5. 保険適用の治療薬 ── ガイドライン2023準拠の標準治療
当院で処方可能な保険適用のニキビ治療薬を、ガイドラインの推奨度に基づいてご紹介します。すべて保険適用(3割負担)で処方可能です。
ニキビ治療を体系的に学びたい方は、グループ院の医療コラム「【皮膚科医が徹底解説】ニキビ治療の教科書」もあわせてご覧ください。
【面皰治療薬】毛穴の詰まりを取り除く外用薬
アダパレン(ディフェリン)── ガイドライン推奨度A
白ニキビ(閉鎖面皰)
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ディフェリンゲル0.1%
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作用機序:レチノイド(ビタミンA誘導体)様作用を持つ外用薬です。毛包漏斗部の角化を正常化し、面皰の形成を抑制します。同時に抗炎症作用も有し、白ニキビから赤ニキビまで幅広い効果を発揮します。2008年に承認された、日本初の外用レチノイド系ニキビ治療薬です。
使い方:夜に化粧水や乳液で保湿した後、1日1回、顔全体に薄く塗布します。ニキビがある部分だけでなく、顔全体に塗ることがポイントです(目に見えない微小面皰にも作用させるため)。

(マルホ株式会社HPより)
使用開始2週間程度は赤み・乾燥・ヒリヒリ感が出ることがありますが(随伴症状)、多くは2〜4週間で軽減します。保湿剤を先に塗ることで刺激を和らげることができます。妊娠中・妊娠の可能性がある方は使用できません。
過酸化ベンゾイル / ベピオゲル ── ガイドライン推奨度A
黒ニキビ(開放面皰)
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ベピオゲル2.5%
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作用機序:二重の作用を持つ薬剤です。(1) 強力な抗菌活性により、C. acnes(アクネ菌)の細胞構成成分を酸化して殺菌。(2) 角質を剥離するピーリング作用で毛穴の詰まりを改善します。最大の利点は、耐性菌を生じないこと。従来の抗菌薬と異なり、酸化作用による殺菌のため、長期使用でも薬剤耐性の問題がありません。
使い方:化粧水・乳液で保湿後、夜に1日1回、ニキビの周辺に塗布。刺激に慣れたら、顔全体に塗布範囲を広げましょう。
脱色作用があるため、髪の毛・眉毛・衣類につかないよう注意してください。日中は日焼け止めを必ず使用してください。妊娠中の方は使用できません。
【配合剤】複数の作用を1剤で ── より強力な治療薬
エピデュオゲル(アダパレン+過酸化ベンゾイル)── ガイドライン推奨度A
作用機序:アダパレンと過酸化ベンゾイルを1剤に配合した強力な面皰・炎症性皮疹治療薬です。角化抑制+角質剥離+殺菌+抗炎症の4つの作用を同時に発揮します。ガイドライン2023では、中等症から最重症の炎症性皮疹に対して強く推奨されており、難治性の中等症〜重症ニキビに高い効果を示します。
使い方:保湿後、夜に1日1回塗布。脱色作用・日焼け止め使用は過酸化ベンゾイルと同様。妊娠中は使用不可。
デュアック配合ゲル(過酸化ベンゾイル+クリンダマイシン)── ガイドライン推奨度A

作用機序:過酸化ベンゾイルにリンコマイシン系抗生物質のクリンダマイシンを配合。クリンダマイシンが細菌のタンパク合成を阻害し、過酸化ベンゾイルの酸化作用が加わることで強力な殺菌効果を発揮します。炎症性ニキビ(赤ニキビ・膿疱)に効果的です。
耐性菌に注意
抗生物質(クリンダマイシン)が含まれているため、耐性菌を生じる可能性があります。漫然と長期使用することは避け、急性炎症期(原則3ヶ月以内)の使用にとどめましょう。
【抗菌外用薬】炎症を抑える外用抗菌薬
ゼビアックスローション(オゼノキサシン)── ガイドライン推奨度A
化膿ニキビ(黄ニキビ)
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ゼビアックスローション
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作用機序:ニューキノロン系の外用抗菌薬です。C. acnes(アクネ菌)および黄色ブドウ球菌に対して優れた殺菌効果を示します。ローション剤のため塗り心地が良く、朝の使用に適しています。
使い方:朝の洗顔後、1日1回、ニキビの部分にやさしく塗布。その後にスキンケア・メイクを行います。ベピオやデュアックなど夜に使用する薬剤との併用が可能です(重ね塗りではなく、朝:ゼビアックス/夜:ベピオ等と使い分け)。
【内服抗菌薬】中等症〜重症の炎症に
炎症性ニキビが中等症以上の場合、外用薬に加えて内服抗菌薬を併用します。ガイドラインではドキシサイクリン(ビブラマイシン)やミノサイクリン(ミノマイシン)が推奨されていますが、耐性菌の問題から使用期間は原則3ヶ月以内とし、炎症が軽快したら外用薬のみの維持療法に切り替えます。
| 薬剤名 | 種類 | 主な作用 | 使用タイミング | 推奨度 |
|---|---|---|---|---|
| アダパレン(ディフェリン) | レチノイド様 | 角化抑制・抗炎症 | 夜1回 | A |
| ベピオゲル | 過酸化ベンゾイル | 殺菌・角質剥離 | 夜1回 | A |
| エピデュオゲル | 配合剤 | 角化抑制+殺菌+抗炎症 | 夜1回 | A |
| デュアック配合ゲル | 配合剤 | 殺菌(BPO+抗菌薬) | 夜1回 | A |
| ゼビアックスローション | 外用抗菌薬 | アクネ菌殺菌 | 朝1回 | A |
※推奨度はいずれも日本皮膚科学会ガイドライン2023に基づく。A=強く推奨する。
6. 治療の流れ ── 急性炎症期から維持期へ

ガイドラインでは、ニキビ治療を「急性炎症期」(原則3ヶ月以内)と「維持期」の2つのフェーズに分けて管理します。
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急性炎症期(最初の約3ヶ月) 目標:炎症を速やかに抑え、瘢痕形成を予防 面皰治療薬(アダパレン or ベピオ or エピデュオ)+外用抗菌薬(ゼビアックス等)の併用。中等症以上では内服抗菌薬(ドキシサイクリン等)を追加。抗菌薬の使用は原則3ヶ月以内で、耐性菌の出現を防ぎます。 |
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維持期(炎症軽快後〜長期) 目標:再発を防ぎ、新たな面皰の形成を抑制 抗菌薬を中止し、面皰治療薬(アダパレン、ベピオ、またはエピデュオ)の単独使用を継続します。ここで治療をやめてしまうと再発するため、面皰治療薬を塗り続けることが極めて重要です。 |
維持療法が「繰り返すニキビ」を止めるカギ
「ニキビが良くなった」と自己判断で治療を中断してしまう方が非常に多いのですが、これが繰り返すニキビの最大の原因です。目に見えるニキビが消えても、肉眼では確認できない微小面皰は常に存在しています。アダパレンやベピオなどの面皰治療薬を継続することで、新たな面皰の形成を抑制し、炎症の再発を予防できます。
7. 日常生活でのセルフケアと予防
薬物治療と並行して、日常のスキンケアや生活習慣を見直すことも大切です。
正しい洗顔方法
1日2回(朝・夜)、泡立てネットで弾力のある泡をつくり、やさしく洗いましょう。ゴシゴシこすると角質が傷つき、バリア機能の低下や炎症の悪化を招きます。すすぎはぬるま湯(32〜34℃)で丁寧に行い、洗顔料の残りがないようにします。
整髪料に注意

毎日使う整髪料(ワックス、スプレー等)が額や頬にかかると、毛穴を塞いでニキビの原因となります。せっかく丁寧に洗顔しても、整髪料が肌にかかれば台無しです。ヘアスタイルを工夫し、整髪料が顔にかからないよう注意しましょう。
保湿と日焼け止め
ニキビ治療薬(特にアダパレン、ベピオ)は角質層のバリア機能を一時的に低下させるため、保湿と日焼け止めは必須です。「ノンコメドジェニックテスト済み」の製品を選ぶと、毛穴を詰まらせにくく安心です。
食事・生活習慣
米国皮膚科学会ガイドライン2024では、食事のグリセミック負荷(GL)を下げることがニキビの改善に寄与する可能性があるとして、条件付きで推奨されています。具体的には、白米、菓子パン、甘い飲料など血糖値を急上昇させる食品の過剰摂取を控えることが望ましいと考えられます。バランスの良い食事と十分な睡眠を心がけましょう。
やってはいけないこと
ニキビを自分で潰さないでください。爪やピンで潰すと、表皮だけでなく真皮まで損傷し、陥凹性瘢痕(クレーター)の原因になります。どうしても面皰を除去したい場合は、医療機関での「面皰圧出」(専用器具を用いた処置)を受けてください。
8. ニキビ痕(瘢痕)の種類と治療の選択肢
残念ながらニキビ痕ができてしまった場合の種類と対処法をご紹介します。色素沈着・瘢痕の改善については、グループ院の五良会クリニック白金高輪 美容皮膚科でも詳しい治療を提供しております。
炎症後紅斑(赤いニキビ痕)
炎症後に新たに形成された毛細血管の拡張による赤みです。ピークは炎症後約1ヶ月で、多くは3〜6ヶ月、長い場合は1年程度で自然に退色します。ビタミンC内服やアゼライン酸外用が改善を助けます。
炎症後色素沈着(茶色いニキビ痕)
炎症によるメラノサイトの活性化でメラニンが過剰産生された状態です。肌のターンオーバーとともに半年〜数年かけて薄くなりますが、紫外線を浴びると悪化するため、日焼け止めの使用が重要です。ビタミンC外用やトラネキサム酸内服が有効です。
色素沈着・瘢痕を残さないためのケアについては、「皮膚症状と跡のケア|色素沈着・瘢痕を残さないために」もあわせてご覧ください。
陥凹性瘢痕(クレーター)
炎症が真皮深層まで及び、コラーゲンの消失によって生じた凹み。セルフケアでの改善は困難です。種類は以下の3つに分類されます。
| 種類 | 特徴 | 推奨される治療 |
|---|---|---|
| アイスピック型 | V字型に深く細い凹み。真皮深部まで達する | ダーマペン4+PRX-T33/TCA CROSS |
| ボックスカー型 | 境界明瞭で底が平坦な凹み | ダーマペン4/サブシジョン |
| ローリング型 | なだらかに凹んだ4〜5mm以上の窪み | サブシジョン+ヴェルベットスキン |
肥厚性瘢痕・ケロイド
コラーゲンの過剰産生により皮膚が盛り上がった状態。顎の下、胸、背中に起こりやすい特徴があります。遺伝的要因が大きく、トラニラスト(リザベン)内服やステロイド局所注射が治療の選択肢となります。
9. よくあるご質問(FAQ)
10. 当院のニキビ治療・スキンケア製品のご案内
ピーリング石鹸「マナソープ」(院内販売)

グリコール酸配合のピーリング石鹸で、JBPプラセンタエキスを含有しています。肌表面の汚れや古い角質を穏やかに除去し、ニキビ・肌荒れを予防します。
| アネラ マナソープMD5 | 2,000円(税込) |
| アネラ マナソープMD10 | 2,500円(税込) |
販売元の株式会社日本生物製剤はプラセンタの会社であり、マナソープには「JBPプラセンタエキス」が配合されています。
アゼライン酸クリーム「ロートAZAクリア」(院内販売)
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ロートAZAクリア
2,310円(税込)
クリニックにて販売
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ニキビ肌用のスキンケア製品です。アゼライン酸は日本皮膚科学会ガイドライン(CQ35)でも面皰・炎症性皮疹に対する効果が評価されている成分で、毛穴の詰まりの改善、抗菌作用、炎症後色素沈着の改善にも効果が期待できます。刺激が少ないため、お子さまにも安心してお使いいただけます。当院で取り扱いがありますので、スタッフにお声がけください。
五良会クリニック白金高輪では、その他のドクターズコスメも取り揃えております。
11. 保険診療の「その先」へ ── 五良会クリニック白金高輪の美容皮膚科
竹内内科小児科医院での保険適用治療で多くの思春期ニキビは改善に向かいますが、中には保険診療だけでは十分な改善が得られないケース、あるいはニキビ痕(瘢痕)が残ってしまったケースもあります。そのような場合、同じ五良会グループの「五良会クリニック白金高輪」では、最新の医療機器を用いた美容皮膚科施術でさらなる改善をお手伝いいたします。竹内内科小児科医院の院長が五良会クリニック白金高輪の理事長も兼任しておりますので、保険診療の経過を踏まえたシームレスなご紹介が可能です。
再発予防・肌質改善の施術
ニキビ痕(瘢痕)改善の施術
お悩み別 おすすめ施術ガイド
| お悩み | おすすめ施術 | 施術回数の目安 |
|---|---|---|
| ニキビの再発を予防したい | ハイドラフェイシャル | 月1回の定期ケア |
| 茶色いシミ(色素沈着)が残った | ケアシスTa | 2〜4週ごとに5回程度 |
| 毛穴の詰まり・黒ずみ・ゴワつき | ケミカルピーリング | 2〜4週ごとに3〜5回 |
| 肌のハリ・ツヤ+シミ・くすみ | コラーゲンピール | 2〜4週ごとに3〜5回 |
| 敏感肌で肌質改善したい | ララドクター | 2〜4週ごとに5回程度 |
| 毛穴の開き・肌のザラつき | ダーマペン4 | 3〜5回(4週間隔) |
| クレーター+ハリ不足 | ヴェルベットスキン | 3〜5回(4週間隔) |
| 深いクレーター | サブシジョン+ダーマペン4 | 医師と相談の上決定 |
美容施術を始める前に、現在の肌状態を数値で把握することができます。「肌年齢を数値で知る|VISIA肌診断でわかること」では、五良会クリニック白金高輪で導入しているVISIA肌診断について詳しく解説しています。
竹内内科小児科医院 → 五良会クリニック白金高輪 ── ご紹介の流れ
| 1 | 竹内内科小児科医院で保険診療 ガイドライン準拠の標準治療(アダパレン、BPO、配合剤、抗菌薬等)を実施 |
| 2 | 経過評価(3ヶ月〜) 保険診療での改善度を評価。ニキビ痕の残存、毛穴の悩み、さらなる美肌ケアのご希望をヒアリング |
| 3 | 五良会クリニック白金高輪をご紹介 治療経過を共有した上で、肌状態に最適な美容施術プランをご提案。VISIA肌診断で客観的な肌状態の評価も可能です |
安心のポイント
竹内内科小児科医院の院長が五良会クリニック白金高輪の理事長を兼任しています。保険診療での治療経過やお肌の状態を把握した上でのご紹介となるため、初診からスムーズに美容施術を進めることができます。「美容クリニックは敷居が高い」と感じる方も、かかりつけ医からのご案内ですので安心です。
土日祝も診療(完全予約制)
12. 関連コラム ── 五良会クリニック白金高輪 医療コラムより
本記事と関連性の高い医療コラムを、グループ院の五良会クリニック白金高輪美容皮膚科ブログからご紹介します。
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ニキビ治療の総合ガイド
【皮膚科医が徹底解説】ニキビ治療の教科書|原因・保険治療から最新美容治療まで
本記事で紹介した保険治療に加え、自費治療・美容治療まで網羅的に解説。ニキビ治療を体系的に理解したい方へ。
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ニキビ痕クレーターの根本治療
サブシジョン治療 ── ニキビ跡や傷跡の凹みを根本から改善
クレーター状のニキビ跡(特にローリング型・ボックスカー型)に対する専門治療「サブシジョン」を詳しく解説。
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第5世代ピーリング
ララドクター(第5世代ピーリング)導入キャンペーン
韓国No.1ピーリング「ララピール」を医療機関専用に進化させた最新治療。低刺激でニキビ・くすみ・毛穴に総合アプローチ。
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肌診断
肌年齢を数値で知る|VISIA肌診断でわかること
美容施術を始める前に肌の状態を客観的に評価。ニキビ・色素沈着・毛穴・赤みを数値化し、最適な治療計画を立てるための肌診断。
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色素沈着・瘢痕ケア
皮膚症状と跡のケア|色素沈着・瘢痕を残さないために
炎症後色素沈着・瘢痕(ニキビ痕含む)を残さないためのケア指針を医師が解説。
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この記事のまとめ
2. 多くの方が経験する身近な疾患でありながら、皮膚科を受診する方は少数にとどまります
3. 2008年以降、保険適用の治療薬が大きく進歩 ── 親世代とは治療の選択肢が全く異なります
4. 面皰(コメド)の段階から早期治療を開始し、ニキビ痕を予防することが最重要
5. 急性炎症期(3ヶ月)の集中治療後も、維持療法を継続して再発を防ぐ
6. 一度できた瘢痕(クレーター)は完全には元に戻せない ── だからこそ「早期受診」がカギ
7. 保険診療で改善しない場合やニキビ痕には、五良会クリニック白金高輪の美容皮膚科施術も選択肢に
ニキビでお悩みの方、お子さまのニキビが気になる保護者の方は、どうぞお気軽にご相談ください。コメド(面皰)の段階でも遠慮なく受診してください。「たかがニキビ」で済ませず、「されどニキビ」として、私たちと一緒に正しく治療していきましょう。
参考文献
- 尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン策定委員会:尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023. 日皮会誌 2023; 133: 407-450.
- Reynolds RV, Yeung H, Cheng CE, et al: Guidelines of care for the management of acne vulgaris. J Am Acad Dermatol 2024; 90: 1006.e1-1006.e30.
- マルホ株式会社:思春期ニキビに関する調査
- マルホ株式会社:ニキビに関する意識と実態 47都道府県調査
- 日本皮膚科学会Q&A:「にきび」 https://qa.dermatol.or.jp/