「男性AGA治療薬」 院内処方しております。


当院では、「男性AGA処方薬」を院内処方しております。

薄毛・抜け毛の原因は、老化、遺伝、頭皮の炎症やシャンプー・薬剤の影響など、さまざまなことが考えられます。

遺伝による薄毛や抜け毛の場合、治らないだろうと諦めてしまう方もいらっしゃいますが、AGA(男性型脱毛症)はきちんとしたケアや治療を受けることで、改善できるケースがあります。

AGAは進行性です。放っておくと薄毛が進行してしまうので、早くからの予防と治療が大切です。

近年では医療薬の開発が進み、ミノキシジルやフィナステリドなどのAGA治療薬もあり、症状に合わせた治療を行うことができます。

様々な種類があるAGA治療薬ですが、代表的な薬は以下の3種類です。

・ミノキシジル

・フィナステリド

・ザガーロ

それぞれについて下記にて説明しております。

薄毛でお悩みの方は、是非ご相談下さい。



■ 1日1錠 200円 (1か月 6,000円) 院内処方
(初診料 別途3,000円)

<ミノキシジルとは?>

ミノキシジルは発毛を促進する「攻め」の薬です。

ミノキシジルという成分には、毛乳頭細胞を刺激して毛母細胞の増殖を促し、成長因子を出させる作用があります。そして血行が改善されることで、毛細血管から毛乳頭へ栄養を行きわたり、頭頂部や生え際の発毛が促進されるというメカニズムです。

もともと高血圧患者の治療薬として1979年から使用されていましたが、副作用として多毛が認められたことから再度、発毛剤として開発が進められ、1988年にAGA治療薬として承認されました。

ミノキシジルには、髪の毛を生成する毛母細胞の死滅(アポトーシス)を抑制する働きもあります。これによりヘアサイクル(毛周期)の成長期が延長され、育毛及び脱毛抑制への効果が期待できます。

男性だけでなく、女性にも使用できます。

<効果が出るまでの期間>

ミノキシジルの効果が出るまでは使用開始からおおよそ6カ月ほどとされています。早い方では3カ月ほどで効果が出る場合もあり、個人差が大きいことが特徴です。早い段階で効果が出ないからと服用をやめず、最低でも6カ月間は使用を続けてみましょう。
6ヶ月以上使用しても効果が現れないという場合には、薬が効きづらい体質である、AGA以外の他の疾患が隠れているなどの原因が考えられるため、ご相談ください。

<副作用>

体内に直接薬剤を取り入れるため、動悸やめまいなどの副作用を起こす可能性があります。

主な副作用です。


●初期脱毛 

治療開始の初期段階でみられる抜け毛の増加を「初期脱毛」といいます。初期脱毛は、AGA治療を行う上で多くの人にみられる副作用で、個人差はあるものの、使用開始後約2週間から8週間ほどで起こる可能性があります。

初期脱毛が生じるメカニズムには「ヘアサイクル」が関係しています。AGAの影響で休止期になっていた毛包が治療薬によって成長期へ移行することで、古い髪の毛が新しい髪の毛に押し出されるため脱毛が起こります。初期脱毛のタイミングで治療をやめてしまうと効果を実感することができないため、初期脱毛が見られた場合でも継続して治療を行ってください。

●動悸・息切れ

ミノキシジル内服により、動悸や息切れなどの副作用が起こる可能性があります。また、もともと降圧剤であることから、血圧が不安定な方や心臓疾患がある方などは心機能障害や不整脈が増悪する可能性もあります。これらは稀な副作用ではありますが、低血圧の方や高血圧で降圧剤を服用中の方、心臓に障害のある方は、必ず事前にお伝えください。

●頭痛やめまい

ミノキシジルの持つ血管拡張作用により毛細血管が拡張することで、頭痛を引き起こす可能性があります。また、毛細血管が拡張し、中枢の血流が低下することで血圧が大きく低下し、めまいなどの随伴症状が引き起こされる場合もあります。ミノキシジルの使用開始後に頭痛、めまいなどの症状が現れた場合は、必ずご相談下さい。

●手足、顔の浮腫(むくみ)

その他の副作用としてミノキシジルを使用すると末梢血管が拡張し、中枢の血液量が低下します。身体のセンサーは血液が足りないと考え、血液を増やすよう働きかけます。その結果体内の血液量が過剰となり、身体にむくみの症状が現れる場合があります。少しでも違和感を感じたらすぐにご受診ください。

●多毛症

ミノキシジルを服用した場合、毛髪だけでなく全身の体毛にも発毛効果が作用します。多毛の症状は治療薬が効いている証拠であるためあまり心配する必要はありませんが、気になる方は、他の治療法を検討してもよいでしょう。

●肝機能障害

ミノキシジル内服薬は、肝臓で代謝される治療薬であるため肝臓に負担がかかります。肝臓は、何か異常が起きたとしても自覚症状はほとんどないのが特徴です。
肝機能障害の副作用は極めて稀であると考えられていますが、重篤化すると肝不全を引き起こす危険性もあります。服用にあたって定期的な血液検査を行い、肝臓の状態を確認することが大切です。

●心疾患

ミノキシジルの副作用として狭心症などの心疾患の事例も報告されています。狭心症は冠動脈が狭くなり一時的に心筋への血流が不足した状態を指し、胸痛や息切れなどの症状がみられます。これは、ミノキシジルの持つ血管拡張作用に起因して起こるとされていますが、報告数は少なく、起こる可能性は極めて低い副作用です。

【国内未承認治療について】
*ミノキシジルの内服薬は国内未承認です。
*ミノキシジル配合外用薬には国内承認薬があります。

【入手経路について】
国内販売代理店経由で入手しています。

【諸外国における安全性等について】
ミノキシジル外用剤は、世界90カ国以上で医療用医薬品として販売されています。また、アメリカやイギリスなど約40カ国でOTC医薬品として販売されています。頭皮に使用することで毛包に直接作用し、発毛、育毛効果を発揮します。また、抜け毛が減ることも効果のひとつです。



■ 1日1錠 250円 (1か月 7,500円) 院内処方
(初診料 別途3,000円)

<フィナステリドとは?>

「フィナステリド」は、AGA治療薬として日本で最初に発売された「プロペシア」と同様の成分が配合されジェネリックであり、成分名となります。
ジェネリック医薬品は価格が安く抑えられているため、継続的に費用のかかるAGA治療薬においては、とても嬉しいポイントです。

フィナステリドは「抜け毛を減らす」という効果があります。そのため、AGAがこれ以上進行するのを防いだり、予防するために用いられ、「守り」として使われるお薬です。

AGAは男性ホルモンが原因と思われがちですが、男性ホルモンの「テストステロン」は5α還元酵素と結合することで、DHTというホルモンに変化します。

そして、このDHTは毛根の毛乳頭にある受容体に取り込まれ、髪の成長を止めるように信号を出し、AGAが引き起こされます。

フィナステリドは「5α還元酵素」を阻害し、5α還元酵素がDHTと結びつくのを妨げる作用があります。

そのため、AGAが発症する要因であるDHTの生成を抑えることができ、抜け毛の減少、硬毛の増加などの効果が期待できます。

フィナステリドの服用は成人男性に限られており、女性や未成年は服用することができません。


<効果が出るまでの期間>


フィナステリドは効果が見られるまでに、6か月ほどの期間を要します。右肩上がりの効果出るのは半年から1年の間と言われています。

治療開始後1~2か月で「効果が感じられないから治療を止める」のはお勧めできません。6か月以上内服しているにも関わらず効果がまったく見られない場合には、薬を変更したり追加することが望ましいため、相談下さい。

ミノキシジルとの併用も可能です。

<副作用>

フィナステリドの副作用は、いずれも発症率は1%未満とされており、危険性は低いとされています。
男性ホルモンを抑制する薬のため、性欲減退や勃起機能障害などの副作用が確認されています。妊活中の方、特に不妊治療中の方は服用を控えた方が良いです。

またフィナステリドは肝臓で分解されるため、食欲不振や吐き気の症状が出る場合も。肝臓に負担がかかることで肝臓機能障害を引き起こすこともあります。

何かございましたら、早めにご受診下さい。

  • 勃起不全
  • 性欲減退
  • 精液量の減少
  • 肝機能障害
  • 吐き気

【国内未承認治療について】
現在、日本で認可販売されているフィナステリドには、「プロペシア錠」(0.2mg/1mg)と、ジェネリック医薬品の「フィナステリド錠」(0.2mg/1mg)があります。AGA治療薬は保険適用外ですが、ジェネリック医薬品が登場したことで費用負担が軽減され、より多くの方がAGA治療に臨むことができるようになりました。

【諸外国における安全性等について】
1997年にはフィナステリド1mg がFDA(米国食品医薬品局)からAGA治療薬として承認を受けました。日本でも2005年10月に厚生労働省の認可を受け、この成分を含有するプロペシア錠が、同年12月に初めて日本で販売されることになりました。今では最もスタンダードなAGA治療薬として、世界60カ国以上の国で承認されています。


■ 1日1カプセル 400円 (1か月 12,000円) 院内処方
(初診料 別途3,000円)


「ザガーロ」は、2015年9月28日に厚生労働省より認可され、2016年6月13日より製薬会社GSK(グラクソ・スミスクライン株式会社)より発売された新しいお薬です。

上に記したように、AGA発症につながるDHT。

ザガーロは、そのDHTに変換する原因となる5αリダクターゼの「Ⅰ型」「Ⅱ型」どちらも阻害してくれます。

従来はⅡ型が主な原因とされていたのですが、フィナステリドでは効果が見られなかった薄毛患者がⅠ型も阻害してくれるザガーロで発毛効果を得られたという例があり、注目が高まっています。

「フィナステリド」同様、症状の悪化を防いで進行を遅らせることが主目的であるため、「守り」として使われるお薬です。

しかし、上記の「フィナステリド」と比べ、「ザガーロ0.5mg」は毛の本数が増え、毛の太さが太くなったという臨床試験の結果もあります。

■承認時評価資料:第Ⅱ/Ⅲ相国際共同試験(第Ⅲ相試験:非劣性試験)(海外、ARI114263試験)■

本数が増える!!



毛が太くなる!!




ザガーロの服用は成人男性に限られており、女性や未成年は服用することができません。


<効果が出るまでの期間

ザガーロの服用によって効果を実感できるまでの期間は平均して6か月から1年ほどです。

一般的に、正常なヘアサイクルの期間は成長期が約2~6年、退行期が約2週間、そして休止期が約3~4か月と、長いサイクルで人間の髪は成長していきます。

ザガーロによってヘアサイクルが正常化されたとしても、十分な栄養を蓄えた髪の毛が成長するまでにはある程度の時間を要します。そのため、最低でも6か月から1年ほどは継続して服用して頂くことをお勧めしています。

またミノキシジルとの併用も効果的です。


<副作用>

男性ホルモンを抑制する薬のため、性欲減退や勃起機能障害などの副作用が確認されています。

また「フィナステリド」同様、ザガーロは肝臓で代謝される薬です。
そのため、肝臓にある程度の負担がかかると考えられています。とはいえ、肝機能障害などが引き起こされるケースは非常に稀ですが、肝臓に負担をかける可能性があることから、肝機能障害を患っている方は必ずお伝え下さい。

発現率は1%未満と低いですが、DHTは単にAGAを引き起こすだけでなく、やる気や気力を出す作用があります。そのため、DHTの生成が抑制されることによって、気力の低下やうつ症状を発症するケースがあります。

何かございましたら、早めにご受診下さい。

  • 勃起機能障害(ED)
  • 性欲減退
  • 精液量の減少
  • 乳房の女性化・乳房肥大
  • 肝機能障害
  • 気力の低下やうつ症状


【国内未承認治療について】
2009年には日本でも前立腺肥大症の治療薬(アボルブ)として厚生労働省の承認を受けていますが、AGAの治療薬「ザガーロ」として承認されたのは2015年になってからとまだ新しい薬であるため、これからの薄毛治療薬として注目されています。

【諸外国における安全性等について】
ザガーロは米国FDA承認。諸外国における安全性等に係る情報の明示:なし


亜鉛にはAGA(男性型脱毛症)発症の原因の1つ、5αリダクターゼを抑制するはたらきがあることがわかっています。
また薄毛に対処するために生活習慣、とくに食習慣に気を配ることは大切です。
髪の材料ともいえる良質のタンパク質がなければ、髪の成長を阻害することになります。タンパク質に加えて摂取すべきものは亜鉛です。

髪の主成分はケラチンと呼ばれるたんぱく質でできています。このケラチンを合成するには、アミノ酸からたんぱく質に再合成する必要があり、このときに亜鉛が必須です。亜鉛は髪を作るケラチンの合成のために、必要不可欠な成分といえます。

亜鉛を含め、身体に欠かせないミネラルは体内で作り出すことができないため、食事によって摂取しなければなりません。成人の場合、体内に約2g存在するといわれており、通常の食事をしていれば不足することはありませんが、近年は偏った食事や極端なダイエットなどによる亜鉛不足が指摘されています。

ワカサプリの「亜鉛+銅」は1粒で15mgの亜鉛が摂取できます。

普段からコンビニ弁当やインスタント食品が多い方、またお酒をよく飲まれる方は、亜鉛も一緒に摂取することをお勧め致します。

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TEL : 03-3721-5222
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Author: 五藤 良将