花粉症薬について

花粉症薬について

当院でよく処方する花粉症薬の眠気、安全性について以下の表にまとめました。このうちアレサガは内服薬ではなくテープであり、血中濃度を持続的に維持するので効果あるとは言われていますが運転は控えるように添付文書に記載されています。

授乳中の安全性については国立成育医療センターのサイトから引用いたしました(https://www.ncchd.go.jp/kusuri/lactation/druglist.html)。

妊娠(妊娠疑い)の方に対しては薬の添付文書記載内容から分類しました。
禁忌:~投与しないこと(妊婦禁忌)
△ :~投与しないことが望ましい
◇ :~治療上の有益性が危険を上回ると判断される場合にのみ投与すること

  受験生など眠気が心配な方には ビラスチン(ビラノア®)、フェキソフェナジン(アレグラ®)、デスロラタジン(デザレックス®)、ロラタジン(クラリチン®)などの眠くなりにくい抗ヒスタミン剤を中心に処方いたします。また必要に応じて シングレア®などのロイコトリエン拮抗薬、さらに ナゾネックス®、アラミスト®などのステロイド点鼻薬、 小青竜湯などの漢方薬も処方いたしますので、どうぞご相談ください。

当院では強力ネオミノファーゲンシー 注射、ヒスタグロビン注射 、 ノイロトロピン 注射など抗アレルギー注射製剤を用意しておりますので、適応・禁忌に注意し処置ご対応致します。

ヒスタグロビン注射 の<禁忌>は「① 本剤の成分に対しショックの既往歴のある患者。②激しい喘息発作時の患者。③月経直前及び期間中の患者。④妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。⑤著しく衰弱している患者」の5項目がありますが、ヒスタミン抑制効果が強いので、禁忌でない方にはオススメです。週に1~2回で計6回を1クールをオススメ致します。

ヒスタグロビン注射 の<注意>として「生ワクチン(麻疹・風疹・おたふくかぜ・水痘ワクチン)の効果獲得に影響を与える可能性があるためワクチン接種から最低2週間あける必要があります。ヒスタグロビン注射を行ってから生ワクチンを接種する場合は最低3~4カ月あける必要があります」。

ヒスタグロビン注射もノイロトロピン注射も保険診療での治療が可能です。両方注射しても3割負担であれば1000円程の費用のみです。

Author: Yoshimasa Goto