【メディア掲載】「二季化バテ」にご注意を。サンケイスポーツにコメント掲載されました(2025年6月19日)

【メディア掲載】「二季化バテ」にご注意を。サンケイスポーツにコメント掲載されました(2025年6月19日)

こんにちは。
竹内内科小児科医院・五良会クリニック白金高輪・五良ファミリークリニックセンター南の統括総院長しております、五藤良将「内科医ゴッチ」です。

このたび、2025年6月19日発行の『サンケイスポーツ』にて、私の医療監修コメントが掲載されました。
テーマは、近年よく耳にするようになった「二季化バテ」についてです。

▼掲載記事はこちら
サンケイスポーツ公式サイト 記事リンク
https://www.sanspo.com/article/20250619-ZAVMVXQLKFL4BGSSTBDQJKMPHY

「二季化バテ」とは?

ここ数年、「春や秋が短く、夏と冬しかないような気候」が続いています。実際に、全国的に真夏日(30℃以上)の日数が年々増えており、東京でも6月から30℃超えの日が続くことが珍しくありません。(豆知識として、最高気温が「35℃以上の日を猛暑日」、「30℃以上の日を真夏日」、「25℃以上の日を夏日」、「0℃未満の日を真冬日」と言います。)

このような極端な気温変化によって、
– 体の体温調節が追いつかない
– 自律神経が乱れる
– 消化不良や不眠、慢性疲労が出てくる

といった症状を訴える方が急増しています。

私のコメント(記事より一部抜粋)

「体内の温度センサーである視床下部が混乱し、自律神経の調整に支障が出ます。その結果、血圧・血糖の変動、消化器機能の低下、睡眠の質の低下などが起こり、慢性的な疲労や体調不良の原因になります。」

また、
– 食欲が落ちる
– 栄養・水分バランスが崩れる
– 腸内環境が悪化し免疫細胞の働きが落ちる

といったことも、「二季化バテ」を悪化させる要因となります。

記事には私の写真とともに…

当院でできるサポート

私たちのクリニックでは、以下のようなサポートを行っています:

– 疲労や不眠、倦怠感へのアプローチ(漢方/栄養療法)
– ビタミン・水分補給(点滴対応):高濃度ビタミンC点滴、αリポ酸点滴、マイヤーズ点滴など取り扱いあり。(五藤良将「内科医ゴッチ」は点滴療法研究会会員であり高濃度ビタミンC点滴療法認定医です。)
– 自律神経・腸内環境のバランスを整える生活指導
– 必要に応じて血液検査や自律神経検査の実施

「なんとなく調子が悪い」「夏が近づくといつもだるい」という方、ぜひ一度、私たちの外来でご相談ください。

これからさらに気温が上がり、湿度も高くなっていきます。
二季化バテを予防し、夏を元気に乗り切るためには、早めの対策が鍵です。
どうぞご自愛ください。

五藤良将(竹内内科小児科医院/医療法人社団五良会 理事長)

Author: 五藤 良将